8月16日 Vリーグ vs日本大学高等学校

雲行きの怪しい曇天の中、Vリーグ予選2試合目が行われた。高校生相手に大学生の威厳を持って勝ちきりたい。

試合開始。ドローを取りきった慶應は開始1分#64小栗が相手をすり抜ける1on1で先制点を決め1-0。相手ポゼッションを許さないまま#54宮本が相手ゴーリーの隙を突き2-0。その後も果敢に攻めるも相手にフリーシュートの機会を与え2-1と反撃され、更に点を決められ2-2と追い付かれてしまう。そのまま同点で第1クオーター終了。
第2クオーター。相手が慶應のミスを確実に点に繋げ2-3と勝ち越される。両校積極的にシュートを打つも、決めきることがない。試合を動かしたのは#67塩田。華麗なドライブでボールをゴールに押し込み3-3。同点に追い付くも立て続けに得点され3-5と流れを持っていかれ第2クオーター終了。
第3クオーター開始。相手のフィードに対応しきれず3-6と相手の流れを止める事が出来ない。#94池田がフリーシュートを決め4-6とし、広げられた点差を巻き返す為、更に慶應はゴールを狙い沢山のシュートを放つ。しかしそれ以上ネットを揺らすことが出来ない。4-6と点差が縮まらないまま第3クオーター終了。
第4クオーター開始。開始直後ブレイクを決められた慶應は4-7とその差を広げられてしまう。しかし#86大久保が力強く仕掛け点を決めきり5-7となると、果敢にフィードに反応した#64小栗が点を決め6-7、#54宮本がドローブレイクを確実に繋ぎ点を挙げ、7-7と同点となる。終了間際に意地を見せた慶應は、#54宮本の2得点目により8-7と勝ち越し試合は幕を閉じた。

一時は追い越されるも、なんとか接戦を勝ち抜いた慶應。この粘り強さを次の試合にも生かし、今後の課題を克服し備えていきたい。

大久保ヘッドコーチからのコメント
-プレーへの自信-

2Q、3Qでプレーに迷いがあり、取りきれない、繋ぎきれない、シュートに迷いがある等プレーの自信の無さから生まれてくるものが見られた。試合というのは、プレーに自信を付けるものである為そこで怖がらずにチャレンジし、失敗だろうが成功だろうが、自分の結果を見て、その上で何の練習をすれば良いか分かる。そして何百回、何千回と練習して習得する、というのがVリーグ、準リーグの意味。最後の4Qは迷わず良いか悪いか考えずにいき、攻めの姿勢を見せることが出来た。こういった事が自信に繋がっていく。そういった意味では、試合で何をするのかがよく見えた試合となったと思う。結果は幸い勝てたが内容的には負けていたので、もっと練習の必要がある事が分かった試合だった。

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