8月12日 関東学生ラクロスリーグvs東海大学

関東学生ラクロスリーグ

8月12日@富士通スタジアム川崎

開幕戦の熱気が雲を押しのけ、太陽を直に感じる暑さの中戦ったリーグ初戦。日本一への第一歩、今までの成果を発揮する時が来た。

試合開始。最初のドローを相手に取られ、ペースを乱された慶應。果敢にゴールに向かうもブレイクに対応しきれず先制点を取られ0-1。その後も流れを変える事が出来ず相手にフリーシュートを与え0-2と連続得点を許す。会場が東海大学の歓声に包まれる中、フィードを受けた#18荒井が主将の意地を見せゴールネットを揺らし1-2。その後両者得点を重ね2-3で第1クオーター終了。

相手にリードを許した状態で迎えた第2クオーター。必死に食らいつくも再度相手にシュートの機会を与えてしまい、2-4と点差が広がる。負けじとゴールへの執念を燃やし、得点を決めるも一進一退の攻防が続き4-5。その均衡を破ったのは#44上林。ゴール前での難しいボールをゴールに押し込み5-5と遂に同点に持ち込む。その後5-6とリードを許すが、逆転への兆しを見せ第2クオーター終了。

第3クオーター。真夏の日差しが容赦なく選手の体力を奪う中、慶應は圧倒的運動量を見せつけるも5-8と点差は開く。試合も後半に差し掛かりこれ以上引き離されたくない場面で今回の試合で既にハットトリックを達成している#18荒井がチームの窮地を救う自身4得点目を挙げ、6-8。これに#43髙木が巧みなカットでシュートを打ち込み7-8で第3クオーター終了。

流れに乗った慶應、何としてでも勝ち越したい第4クオーター。最初のドローを相手ファールにより獲得すると、攻める姿勢を見せつける。開始2分で#59日野がフリーシュートを得て確実に決め8-8となると、またもや#18荒井の華麗なフィードから#17脇坂が点数を重ね、9-8と勝ち越す。しかし必死に食らい付く相手に9-9と同点となってしまう。ここで#17脇坂が力強い対峙を見せ2得点目を挙げ、10-9。終了3分前、隙を突かれた慶應は1点決められてしまい10-10で試合終了。

両者共に譲らず得点を重ね、二桁の得点を挙げるも同点で幕を閉じたリーグ開幕戦。今回の試合で達成した事を自信とし、次の試合に備えたい。

大久保ヘッドコーチからのコメント
-持ち堪えた試合-
今回の試合は何方に傾くか分からなかった。悪い場面が何度も有ったが、最後も逆転されそうな場面を持ち堪える事ができ、内容が濃い試合で有った。経験を積めた試合では有ったが、決してプレーの質は高くなく練習不足が垣間見えた。

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