8月20日 関東学生ラクロスリーグ vs学習院大学

落雷の予報が有りつつも、持ち堪えた曇り空の中始まったリーグ第2戦。大量得点で次の明治戦に弾みを付けたい。

試合開始。ドローの空中戦を制する事が出来ず、序盤から苦しい展開を迎える。相手が慶應のDFの連携ミスをすかさずゴール裏からの勢いのあるドライブでDFをかわし、先制点を決められ0-1。その後果敢に攻める慶應。リーグ戦初出場、期待の新星#71平井が高いボールキープ力を見せる。そこから的確なフィードで#58清水の突き刺すシュートに繋げ、1-1と同点のまま第1クオーター終了。
第2クオーター。第1クオーターを踏まえドローを修正し、慶應のポゼッション時間を増やすも、先を見据えた油断からいつも通りのプレーが出来ない。これに相手の2連続得点が重なり、1-3。緊迫した空気が流れる。焦る慶應に落ち着きを取り戻したのは、主将#18荒井。#58清水のフィードを受け力強いシュートでゴールネットを揺らし、2-3と点差を縮め第2クオーター終了。
第3クオーター開始。前半の悪い流れを打ち切り、慶應の維持を見せつけたい。相手に再びドローを制されてしまうも、粘り強さからボールを奪い返し攻撃の機会となる。ここで#17脇坂が相手ファールによりフリーシュートを獲得すると、確実に決めきり3-3と同点に追いつく。また、相手の一瞬の隙を突いた#58清水がフィードパスに食らいつき、4-3と勝ち越し点を挙げる。天候の影響で一時中断となり、雨の中試合は再開されると、早々#33山本がフリーシュートを得て、丁寧に決めきり5-3と点差を広げた。しかしその後も雷により試合は中断となり、試合時間のうち75%が経過していた為、試合成立として第3クオーター、5-3で終了となった。

天候も相まって、己の実力を十分に出しきることが出来なかった今回の試合。勝ち点を得ることが出来たことを励みに、次の明治戦には万全の状態で備えたい。

大久保ヘッドコーチからのコメント
-最低限の成果-

3Qで終わるのも予定通りだと思う。雷予報も出ていたし、中断も込みで考えていた。内容が悪いのも、昨日の練習あたりから予感はしていた。合宿で出来ていた事が全然出来ておらず、選手の中でも次の明治戦を控え、学習院戦を大量得点で終えて明治戦に備えようという油断も感じられた。勝てると思っている為、少し躓くと、どうしてもネガティブになりやすい。上手くいかない、というゲームになったら嫌な雰囲気が出てしまう。そしてロースコアになってしまった。苦しいゲームにしてしまっているのも実力なので、絶対的な自信を付けないといけない。今日は何のプレッシャーも無い所でボールを落とす事も多く、未だその辺が実力だと分かる。明治戦はそれでは通用しないが、逆に言えばやるしかない為マインドリセットはしやすいと言える。とにかく勝負。今年のリーグのポイントは明治戦であり、明治はトップレベルなので、そこでどれだけきちんと勝負出来るか、そしてそこでどれだけトップレベルの勝負が出来るという自信を3年生を中心に付けられるかが大事になってくる。それ次第でその後の成蹊戦、法政戦がしっかり勝ちきれるかという事に繋がってくるかなと思う。いずれにしろ、明治戦が勝負になる。今日は最悪の結果、最低の内容ではあるが、1番悪いけどもぎりぎりの結果は取れたと思う。勝ち点3点だけが今日の成果なので次に向けて、練習するしかない。

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