特別大会準決勝vs立教大学戦 11月21日@駒沢第一球技場

特別大会準決勝
11月21日@駒沢第一球技場

キックオフ時から見据えていた立教戦。雲一つ無い爽やかな秋晴れの下、去年と同じFINAL4の舞台で今年こそは雪辱を晴らしたい。

試合開始。混戦グラボとなったドローを取りきったのは#59日野。勢い良く攻め込み開始から僅か1分で#26井上がフリーシュートのチャンスを得る。チェイスでボールを奪うと力強い1on1で切り込んだ#74秋山が先制点を決め、1-0。再びドローからセットに持ち込み流れを引き寄せたい慶應だったが、ゴール前で相手にグラボを拾われ、運ばれてしまう。立教大学の焦らす攻めに飛び付いた所を狙われてしまい、1-1。その後、幾度とターンオーバーを繰り返し、張り詰めた空気の中、長い攻防が続く。しかしクオーター終了間際、相手にフリーシュートを与えてしまい、フィードプレーから追加点を決められ、1-2で第1クオーター終了。
第2クオーター。再び入りからの早い展開でセットに持ち込む。#33山本がゴール前でのDFとの駆け引きを制し、2-2と追い付く。高いドロー率を誇る#88川久保を起点にポゼッションを奪い続けたい所だったが、ここから立教大学のペースに持ち込まれていく。精度の高いパスからDFの隙を突くシュートを立て続けに決められ、2-4と再びリードを許し、尚離される展開となる。粘り強くゴールを狙うも、点差は縮まらないまま第2クオーター終了。
付いて行きたい第3クオーター。攻撃の手を緩めない相手に今度はゴール裏からの仕掛けで決められ、2-5と差を広げられてしまう。建て直したい慶應は、ドローから素早く攻撃を組み立てる。遂に#74秋山が沈黙を破るシュートを相手のゴールに突き刺し、本日2点目を上げ、3-5。その後、相手が7分間に及ぶポゼッションをキープする展開となる。痺れを切らさずボールを奪う機会を伺う慶應。しかし、緩急の効いた攻撃からシュートを打ち込まれ、3-6とされる。ドローから今度は反撃を狙うも、先程の相手のキープにより時間を奪われてしまった結果間に合わず、第3クオーター終了。
何としても追い上げたい第4クオーター。再び相手は5分を超えるボールキープを見せるも、ゴーリー#51藤田を中心とする守備陣が集中力を保ちボールを奪い返す。ゴール前でフィードパスを受けた#6三枝がフリーシュートを獲得し、執念で叩き付け4-6とする。残り3分で得点を重ねたい慶應だったが、焦りからパスミスが目立ってしまう。最後迄、両者共攻め続けたものの、試合終了のホイッスルが鳴り、試合終了。

強化してきた攻撃力を武器に、成長した姿で戦ったFINAL4。随所で慶應らしさが見られた試合となったが、惜しい結果となってしまった。来シーズンこそは、この仇を取りたい。

大久保ヘッドコーチからのコメント
特別大会FINAL4vs立教大学
-越えるべき壁-

4-6の負けで、途中立教大学が時間を使った為、10点勝負にならなかった。しかし、前半のリードを奪うべき場面や、後半の2-4から3-4に追い付かなくてはいけなかった場面を含め、ミスが多く続いた。やはり、慶應の弱い部分がしっかりと出て、強い部分が出せなかった試合であった。弱い部分も含めて我々のチームである。それを今後の課題にしていかなくてはいけない。勝つチャンスが有ったゲームではあったが、そこに持っていけなかったのも実力である。「負けに不思議の負けなし」という言葉があるが、その通りであり、やはり実力を上げなくては勝つ事が出来ない。これからより練習して技術面を上げていかなくてはいけない。

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