六大学戦vs法政大学
3月26日@大宮けんぽグラウンド1区画ラグビー場
21チームとして、初めての大会。春の訪れを感じる爽やかな青空の下、日本一に向けて勢いの有るスタートを切りたい。
試合開始。混戦グラボとなったドローを取りきったのは#99鈴川。勢いに乗った慶應は開始から僅か1分、#33山本のフィードを#61大類が鋭く打ち込み、1-0。そのまま流れを引き寄せたい慶應だったが、法政大学にフィードプレーを決められてしまい、1-1。#63杉山はドローを自ら勝ち取り、その後もポゼッションを保つ慶應だったが、中々シュートを決めきれない。激しい攻防の中、相手に再びフィードプレーを決められ、1-2。#88川久保がドローを制し攻めに繋げるも、シュートチャンスを作れず、相手に追加点を許してしまい、1-3。しかし、慶應の奪うDFで相手にポゼッションを与えず、#88川久保の力強い1on1からのシュートがゴールネットを揺らし2-3。クオーター終了間際には#33山本が巧みなボール捌きで相手のDFを圧倒し、鋭いシュートを決め同点に追いつく。3-3で第1クオーター終了。
第2クオーター開始。序盤は相手のポゼッションが続くものの、慶應の隙の無いDFで相手の得点を許さず、均衡状態のまま8分が経過。奪うDFを体現した慶應がセットATに持ち込むと、#98徳光を中心に果敢に攻め込み、法政大学のDFを崩していく。相手のファールを誘い、#33山本がフリーシュートのチャンスを得ると、これを落ち着いて決め、4-3。この試合初めてのリードを奪う。リードを広げたい慶應は攻めの姿勢を崩さない。#71平井からパスを受けた#61大類が華麗にシュートを決め、5-3。更に、#95高嶋からのロングパスを受けた#71平井がゴール前で1人を交わし、ゴールネットを揺らすもノーゴール。その後、粘る法政大学にシュートを許してしまい、5-4。プレッシャーを緩めない慶應は、粘る法政大学に流れを渡さず試合終了。5-4での勝利となった。
六大学戦vs立教大学
3月26日@大宮けんぽグラウンド1区画ラグビー場
試合開始。相手のポゼッション時間が長く、先制点を奪われてしまい、0-1。しかし、慶應はプレッシャーを緩めないDFで試合の流れを作ると、#71平井のシュートが決まり1-1に追いつく。その後も#61大類や#74秋山がシュートを打つも、得点とはならない。終盤は相手のポゼッションが続いたが、連携の取れたゾーンDFで守りきった。1-1で第1クオーター終了。
第2クオーター開始。慶應は、長いポゼッションからチャンスを作る。#33山本のフィードを#71平井が鋭く打ち込み、2-1。その後立て続けに#71平井が#98徳光からのパスを華麗に決め、3-1と今試合3得点目を上げた。慶應はゴーリー#12関を中心に奪うDFを体現し、攻撃を続ける。その後、#71平井のシュートは惜しくも枠外となるも、ラインアウトからリスタートした#74秋山がゴールネットを揺らし、4-1とリードを広げた。さらに、慶應は積極的な仕掛けを続け、#22西股のシュートで5-1。試合終了間際、相手のフリシューで5-2と差を縮められるも、逃げきった。5-2で試合終了。
昨年の優勝校である立教大学に対して、慶應は強い攻撃力と守りの双方を見せた。決勝戦となる明日の明治大学戦での勝利を期待したい。