準リーグ
10月25日@三郷サンケイスポーツセンターラグビー場

冬への移り変わりを感じさせる冷たい風が吹く中行われた準リーグ3戦目。

試合開始。#63杉山のドローから、#22西股がグラボを制し幸先の良いスタートを切る。パスミスにボールダウンが起こるが、ミスを互いにカバーし、連携の取れた攻撃を見せる。攻撃の機会を伺う中、#63杉山が力強い対峙をみせ先制点を決め、1-0。ドローで相手にボールを取られたものの、#67塩田の粘り強い守備により再び慶應の攻撃となる。その後慶應のシュートが続くが、決められずターンオーバーが繰り返される。体力が削られる中諦めず攻撃を続けた慶應は、#61大類からの鋭いフィードを受けて#44上林のシュートが決まり、2-0。慶應のファールが続き相手に攻撃のチャンスを与え、2-1で第1クオーター終了。
相手の追い上げから点差を広げるべく、第2クオーター開始。ボールダウンにすかさず寄り、慶應が攻撃のチャンスを作る。#18山名の鋭いシュートがゴールネットを揺らし、3-1。その後#86大久保がゴール裏から回り込み正確なシュートを決め、4-1。勢いをつけた慶應は再び攻撃に持ち込み、#61大類の追加点で、5-1と着実に点差を広げる。#56守安の余裕のある対峙で再びシュートが決まり6-1。隙を突かれ、相手の攻撃に持ち込まれるが、クオーター終了の笛が鳴り、6-1で第2クオーターを終えた。
第3クオーター開始直後、相手がシュートを放つが#51藤田のナイスセーブによりピンチを脱した慶應は、自陣までボールを運び攻撃の体制を整えるが、パスミスが続き再び相手の攻撃となる。相手のペースに持ち込まれた慶應は、ボールを奪い返せず、6-2。ピンチを脱するべく、粘り強くグラボに寄り#22西股がボールを勝ち取る。ターンオーバーが続いたが、再び#51藤田のセーブから良い流れを作った慶應は、#44上林からの息の合ったフィードパスを受けた#54宮本がシュートを放ち7-2。#54宮本と#44上林の連携プレイが続き追加点を得て、8-2。良い流れのまま8-2で第3クオーター終了。
更なる得点を上げるべく、第4クオーター開始。執拗なプレッシャーをかけられるものの、再び#86大久保が勢いよくゴールに押し込み、9-2で点差を広げる。相手に攻撃権を当てるが、隙を与えず慶應の攻撃に繋げる。#19大隅が素早くボールを自陣まで運び、勢いのあるシュートを決め、10-2。慶應の攻撃のチャンスを作るが、パスミスによりボールダウン。#61大類の俊敏なダウンボールへの反応がチャンスをつくり、11-2。その後、相手にディフェンスのチャンスを与えない軽やかな対峙により再び#61大類がゴールネットを揺らし12-2。#63杉山がドローを制し、余裕のあるパス回しで連携のとれた攻撃を見せる慶應。リードを守り続け、大きく点差をつけ、12-2で試合終了。

全体を通して、攻守何方も安定したプレイを見せた慶應。普段の練習で培った基礎技術を存分に発揮し勝ち取った勝利を糧に更にレベルアップし、今後の試合に臨みたい。

大久保ヘッドコーチからのコメント
準リーグvs日本体育大学
-個の勝負-

今日は良い試合だった。球際で勝てた事が良かった。勝負とは個の勝負にいかに勝てるかによって決まる。今日の試合ではそれが出来ていた。明治との試合でも個の勝負が出来ていたら勝てたはずだ。今後も個の勝負を意識してプレーをして欲しい

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