カラッとした秋晴れの中行われた準リーグ2戦目。

試合開始。#63杉山がドローから駆け上がり、攻撃のチャンスを作る。パスミスをしても相手に食らいつき、攻撃の機会を伺う中、#44上林がゴール裏から強く攻め、先制点を決めた。その後、隙を突かれ、1-1となるも、#22西股が#44上林の的確なフィードパスを受けてシュートを放ち、2-1。さらに、#86大久保が勢いのある1on1で相手のDFを崩すと、フリーシュートのチャンスを生かし、追加点をあげ、3-1。その後も相手の一瞬をつき、自陣まで素早くボールを運ぶと、それを#63杉山が決めきった。ドローを取りきり、序盤から良い流れを作ることができた慶應は、4-1で第1クオーターを終えた。
さらなる得点をあげるべく、第2クオーター開始。#61大類がゴール前のグラボをそのままゴールへ押し込み、5-1。その後ドローから相手のペースに持ち込まれると、立て続けに2点決められ、5-3。ゴーリー#21井上のナイスセーブにより、ピンチを脱した慶應は、果敢にボールを運ぶも、パスが繋がらず、さらなる失点を許してしまう。5-4で第2クオーター終了。
このままリードを守るべく、第3クオーター開始。ドローを取られたものの、相手のゴール裏でボールを奪い返すと、そのままグラウンドを縦断し、攻撃に持ち込む。コートを広く使った、余裕のあるパス回しで、チャンスを作るが、1点が遠い。中盤で同点に追いつかれたが、このクオーター12分目にして#49橋本がフリーシュートのチャンスを掴む。ゴール前でその鋭いパスを受けた#61大類がシュートを決め、6-5で第3クオーター終了。
第4クオーター開始。執拗なプレッシャーをかけるものの、相手に2得点を入れられ、6-7。逆転を許してしまった慶應は、1点を返したいと攻め急ぐ。ゴール裏からのフィードを#67塩田が勢いよくゴールに押し込み、同点に追いつき、7-7。さらに#44上林が3枚のDFを華麗に抜き、ゴール前に躍り出て、シュートを放ち、追加点を奪う。この1点が決勝点となり、8-7で試合は終了した。

逆転されるも、なんとか接戦を制した慶應。この緊張感の中で得られた課題を克服し、今後の試合に備えていきたい。

大久保ヘッドコーチからのコメント
準リーグvs玉川大学
-練習への還元-

良い課題が多く見つかった試合だった。同点で緊張感の中最後まで試合を行えた事が一番の収穫であった。同時に、何が足りないのかも見えてきた。強くプレーする事の意味や球際の強さの意味、シュートを決める、決めないの意味等、試合に於いて一番大事な部分がよく分かり、準リーグとしては大きな収穫であった。この収穫をいかに練習に還元する事が出来るかが今後のポイントだ。最後勝てた事は良かったが、勝ち負けよりも、試合を通して自分の練習の質を上げる事が一番大事だ。

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