優勝に懸ける想い -vol.18-

湯淺 実音 (#38 MD)

部で1番か2番目に食費が高そうなゴーリーふぃあからバトンを受け取りました、#38 MD湯淺実音(みね)です。

 

ふぃあは、学年の集まりで財布を無くしては大泣きしたり、箸の持ち方が汚いと某テレビ局にクレームを出したり(来年からテレビ局で頑張ってね)、ご飯を食べに行くと1人前プレートを2皿頼んだり、とってもクレイジーな人ですが、誰よりも自主練をする努力家です。

 

ふぃあとは多くの時間を一緒に過ごしてきましたが、弱音を吐いているのを一回もみたことがないなぁとこのブログを書きながらふと思いました。

 

2年生で新チーム体制になりDevelopmentチームで皆意気消沈した時も、去年前十字靭帯を断裂していた時も、ふぃあは常に前を向いて誰よりも丸子に残り練習をしていました。

 

練習嫌だなとか、ラクロス上手くいかないなと思ってる時も、ふぃあくらい頑張ったら努力は形になるんだ、こんなに努力している人がいるなら私ももっと頑張れるじゃん、頑張ろうといつも思わせてくれる人です。

 

また、2年生の時、同期だけで緩みがちなデベの練習でも、周りに流されずに雰囲気を引き締める声を出してまとめてくれて、死んでいたDevelopmentチームの雰囲気を作ってくれていたのはいつもふぃあだったと思います。

 

うるさくていつも忘れちゃうけど、芯があって努力家なふぃあを尊敬しています。

 

ふぃあとリーグ戦の舞台に立つことが出来て本当に嬉しかった。

 

あと少し、準リーグがんばってね

絶対優勝🏆

 

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それでは、本題に入ります。

 

“優勝に懸ける想い”からは少しずれてしまいますが、私が4年間で大切に感じた2つのことを述べさせていただきます。

 

 

1つ目は、どんな状況でも諦めないことです。

 

この部活では、どの立場に置かれていても諦めたくなる時がたくさんあると思います。

例えば、怪我をした時、チーム分けで思い通りにいかない時、試合に選ばれなかった時、など。

 

自分は、ラクロスが初めての球技で難しいと感じ、1年生の頃に辞めようとしたことがありました。また部に残ると決めた後に1、2年生で相次いで怪我をしてほとんどラクロスを出来なかった時がそうだったのかもしれません。

 

球技ができるようになる未来、怪我から復帰できる保証がなく、ラクロスで日本一を目指している自分の姿をあまり想像する事が出来ませんでした。

 

しかし、部に残ると決めた以上は頑張りたいと思い、怪我でみんなとの練習には入れないけどドローと壁当てをやり続けました。

 

その結果、たまたまパスキャとドローが自分の小さな武器になって少しずつ試合に出させてもらえるようになりました。

 

頑固だからドローは前にしか飛ばせないし、シュートは上にしか打てないし、右手しか使えないし、右ブルダッヂでしか仕掛けられません。

 

私が怪我をしていた時に身につけられたのはこれらの偏った技術だけだけど、

思い通りにいかない環境でも自分に出来ることを探して必死に頑張れば、

辛い時に頑張った自分に感謝できる日がいつか来るかもしれないです。

 

 

2つ目に学んだことは、目標に向かってがむしゃらになることの楽しさです。

 

2年生はデベ、3年生はほとんどリザで過ごした私にとって、バーシになることは夢のまた夢でした。

 

スタメンになりたいけどスタメンには重圧があるからスタメンじゃない今の方が良いんじゃないか、

私なんかがスタメンになることはどうせ無理だろう、

などと自分を騙し、自分の限界を決めていました。

 

ずっとバーシやスタメンなど目先のことを目標にし、日本一というチームの目標に向かえていませんでした。

 

こんな私が「日本一」という目標を自分ごとに捉えられるようになったきっかけは、青学戦で最初にドローを上げたことと明治戦で引き分けたことです。

 

青学戦でスタメンになった時、自分はスタメンになる準備が出来ていなかったと痛感しました。

また、明治戦後に大幅なチーム編成があった時、自分にはふさわしくない立ち位置だと感じました。

 

自分が試合で思い切ってプレーするには、ミスをしてもそれがポジティブなミスと思ってもらえるくらいの練習量を高い質で行う必要があると思いました。

 

こう考えるようになってからは1日もやり直したいと思う日はありません。

オフの日は丸子へ行って、ウェイトしに行って、たつきち行って、また丸子に帰ってきて、ビデオ見をして

オンの日は練習後にたつきち行って、ウェイト行って、丸子に帰ってきて、サークルのこと話し合って

ラクロスにのめり込んでいました。

 

最後まで自キャで貢献できなかったけど、

サークルと毎日毎日何時間もビデオ見して、話し合いが口論に発展しながらも相手の攻略方法を考えて、

自分の練習にならないのにサークル特化の人が私のために一緒にドロー練をしてくれて、

私の宇宙人みたいな質問にも理解出来るまで付き合ってくれるHFDの仲間がいて、

 

今までは周りに頼むことへの申し訳なさから遠慮をして、ずっと自主練やビデオ見を1人で完結していたけど、

みんなと一緒に頑張ったらこんなに楽しくて、みんなのプレーに自分のことよりも嬉しく思える。

 

チームスポーツの良さに気づくことができました。

 

もっと前からチームメイトに頼って、みんなと自主練やビデオ見をして、一緒に喜びを分かち合いたかったなと後悔しています。

 

最後の中央戦は、

最初のドローから話し合っていた事が全て思い通りに行って頑張ってよかったなという気持ち

ハーフで攣って最後まで自分の役割を全うできなくて申し訳ない気持ち

やっとやり方が分かったドローサークルをもっと大きな舞台で試したかったという気持ち

チームの勝敗に自分のプレーが影響するという責任を感じるのが遅かったという気持ち

など、いろいろなことを感じました。

 

最後の2ヶ月間は、4年間のラクロス生活の中で1番ラクロスに本気になって、夢中になって、練習やトレーニングなど全てを楽しむことができました。

 

 

長々と書いてしまいましたが、自分の感じた事が少しでも今後に繋がれば嬉しいです。

 

最後に同期、幹部、先輩、後輩、コーチの方々、家族、など全員に感謝しています。4年間ありがとうございました。

 

みんなと少しでも長くラクロスがしたいという想いが、いつも部活を頑張るモチベーションでした。

 

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次のブログはなんでも出来ちゃう文武両道なMD#45 みほです。

 

みほのzoomの背景にはいつも一万冊の本が映っていて、本を一冊も読んだことがない私にとってはとても刺激的な景色で毎回zoomに入るたび感服しています。

 

また今度おすすめの本教えてね。

 

また、去年の冬に1年間の留学から帰ってきて、(噂ではオフの日にはカフェで朝から夜まで勉強をしているというのに、)今年の5月にはもうスタメンで早慶戦に立って、ずっとトップチームで活躍している凄い人です。

 

みほのアメリカンな筋肉とシュートが羨ましいです。

 

先日行われたアメリカ遠征も(他の海外遠征も)、みほが約1年前から企画してくれたもので、みほの英語力と留学で培ったご縁を部に沢山還元してくれました。

 

1人で企画することへの責任や、仕事への負担がとても大きかったと思うけど、最後まで有意義な遠征を作り上げてくれてありがとう。とっても楽しくて、新しいラクロスを体験出来て、一生の思い出になりました。

 

そんなみほのブログ、非常に楽しみです。

 

次回もお楽しみに!🔜

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