9月1日 関東学生リーグ vs青山学院大学

激しい雨に打たれ、雷が時折鳴る中関東学生リーグ青山学院大学戦が行われた。試合開始時間が延長されるというハプニングにも見舞われたが、3連勝がかかっているこの試合、天候に負けずに勝利を収めたい。

試合開始。僅か4分でフィールドを幾度も横断する激しい攻防戦が繰り広げられる。得意のDFで守り続けるが一瞬の隙にシュートを決められ先制点を許す。続くドローも相手に取られてしまうが相手のミスボールに素早く反応し、一気にセットATへ持ち込む。相手のイエローカードによりマンダウンが発動される中何とか点を決めたい慶應、#73伊藤がフリーシュートを打つもセーブされる。しかし攻めの姿勢を崩さず、ゴール前のダウンボールを拾い#18荒井がゴールに押し込み1-1。勢いに乗った慶應、#51石田がドローを取りセットATへと繋げる。#72吉岡のフリーシュートにより2-1。その後も#33西村よりゴール裏からのパスを受けた#18荒井、フィードシュートを決め3-1へと快調に点を決めていく。続くドローから僅か40秒、#58清水の華麗なブレイクシュートが決まり4-1。負けじと相手も攻めの姿勢を見せるが、誰も追いつけない#81野々垣のラン突破により形勢逆転、慶應のセットATとなる。しかし一気にクリアを運ばれ、1on1シュートを許し4-2。取り返したい慶應、しかしここで雷により試合が一時中断となる。再開後、慶應のパスをインターされ4-3と差を縮められて前半を終える。

後半開始。慶應がセットATに持ち込むが、相手の固いDFに阻まれ中々攻めきれない。そんな中、相手のファールにより#97小久保がフリーシュートを獲得、シュートを決め5-3と点差を広げる。流れを掴みたい所だが、今度は慶應のファールにより相手にフリーシュートを与えてしまう。絶対に守りきりたい慶應、緊張が走るが枠外シュートに救われる。そこから一気にボールを前に運ぶと#32友岡が力強くシュート、惜しくも枠外。激しいターンオーバーが続き、ついに相手がシュートを打つものの、慶應の守護神#28大沢がナイスセーブを見せる。その後もお互いに一歩も譲らない展開が続くが、後半16分、雷鳴が確認され、審判のホイッスルが鳴り響く。その時点で試合時間の80%に達していた為、審判から試合終了が告げられ、5-3で慶應の勝利となった。

終始天候に悩まされ、思わぬ形での試合終了となったが、これにより慶應は3連勝となり、FINAL4進出へ大きく前進した。残る2戦でも勝利を収めていきたい。

応援してくださった皆様に誠に感謝申し上げます。

有難う御座いました。

以下、大久保コーチによる総括

リーグ戦 vs青山学院

日本一への通過点

大体67点くらいの試合だと思っていたけれど、まあ予想通りですね。色々不確定な要素が有ると試合はすごく難しいし、受けて立つ方は大変なんです。チャレンジャーの方はどんな不確定な事が有ってもダメ元で勝負してくるから、そういう意味合いでは難しいゲームだったんですけど、よく皆走って勝ちきったと思います。ですが、点が取れていないというのはもうちょっと重く捉えて、どんな時でも10点取るという事をチームとして学んでいって貰いたいな。まだまだ出来ます、うちのチームは、という感じですね。

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