@日吉陸上競技場
真夏を予感させる厳しい日差しの中、親善試合U23イングランド代表戦が行われた。普段は戦う事の出来ない相手にも怯まず、慶應の強さを見せていきたい。
試合開始。最初のドローを取られるが#72吉岡がダウンボールを逃さず取りきり、一気に慶應のセットATへと持ち込む。シュートを幾度となく止められるも、#72吉岡の鋭いフリーシュートが決まり、得点は1-0となる。続くドロー、惜しくも取りきる事が出来ず、相手のセットATに持ち込まれるが直ぐさまポゼッションを持ち返す。そのまま#73伊藤が1on1からのシュートを決め、2-0とリードを奪う。このまま勢いに乗るかと思われたが、相手の正確なパスと力強い走りに圧倒され、一気にシュートが決まり2-1となる。負けじと慶應も続くドローを奪い、素早いパス回しからのシュートを#97小久保がしっかりと決めきり3-1と再びリードを広げる。今度こそペースを掴んだ慶應は相手にボールを与えず、#73伊藤からのフィードを受けた#72吉岡が2得点目を挙げて4-1。しかしその後相手の猛攻が始まり、慶應は中々ボールポゼッションをする事が出来ない。シュートを打てずDFシーンが続く中、立て続けに3点を許し、4-4の同点で前半終了。
前半の流れを断ち切る勢いで始まった後半。粘り強くゴールを狙い続けるが中々決めきる事が出来ない。激しいターンオーバーの末、ついに相手のシュートが決まり4-5と逆転を許してしまう。続くドローも相手の流れを止める事が出来ず、慶應のパスがインターされ、駄目押しの1点を入れられ4-6。その後もゴール裏からのフィードシュートが決まり、4-7と差が開いていく。もう後が無い、その覚悟からか少しずつ流れを取り戻してきた慶應は徐々にセットATで相手を追い詰めていく。グラボからのパスを受け取った#97小久保、一気にゴールへと駆け抜けて5-7。この勢いで逆転を目指し続ける慶應。しかしセットATは続くものの、中々決定打には至らない。相手のフリーシュートが決まり、5-8と点差はまた開く。限られた残り時間の中、必死に相手に食らいつく慶應。その努力が実り、#73伊藤のフリーシュートが決まり6-8。そのまま相手を逃がさんとばかりに激しい攻めの姿勢を見せるが追いつけず、6-8で試合終了。
激しいターンオーバー故にファールが多い試合であったが内容的にはとても充実したものになった。普段経験出来ない海外のラクロスの良い所を取り入れ更にチーム全体で進化し続けたい。
応援してくださった皆様に誠に感謝申し上げます。
有難う御座いました。