優勝に懸ける想い -vol.7-

佐々 美紗子 (#62 DF)

湘南のお洒落ガールりんからバトンを受け取りました、4年DF#62の佐々美紗子(みさこ)です。

 

りんが入部してきた時、アメリカ帰りのお洒落なThe帰国生入ってきた!😮とびっくりしたのを今でも覚えています。りんとは同じDFとして、多くの時間を共に過ごしました。優しくて、面白くていつまででも話せてしまう、そんな彼女は何事もスマートにこなしてしまう本当に尊敬出来る同期です。りん本当にいつもありがとう!最後まで一緒に頑張ろうね💪

 

最近同期のブログを読むのが日課になって、ちょっぴり涙腺が緩くなっています🥺 一方で、みんなの文章力が高くてハードルが上がりまくっていて若干プレッシャーにも感じていたりします笑 拙い文章ですが、暫しお付き合いください。

 

私がラクロス部に入部した理由は本当に何となくでした。サークルか部活探さなきゃなと考えていた時に、たまたま高校同期のみねが先に入部していて、中高と陸上という個人競技で、団体競技やってみたいなという気持ちがあったことで部活の存在を知ってから3日ぐらいですぐに入部を決めました。普段優柔不断で全然決められないのにこの時は何故かラクロス面白そう!やってみたいと直感的に感じて何の予備知識もないまま気付いたら飛び込んでいました。

 

入部した時には既に沢山の同期が入部していて馴染めるかな?と少しばかり不安でしたが、みんなが色々教えてくれてすぐにそんな不安は消え去りました。しかし、時には感情を出して、本音でぶつかり合う必要がある団体競技特有の環境はある意味自分だけ頑張れば良かった今までの個人競技の環境とは全く違い大きなギャップを感じました。中々人に本音を話せないという性格も相まって、慣れるのに相当時間が掛かりましたが、鍛えられた結果なのか、今では何でも言い合える!とまではいかないかもしれませんが、そこそこ自分の意見を言える人間にはなれたと思います笑 

 

とにかく1年生は部活の仕事と練習とについて行くのに必死でした。それでも、1年生の最後には1年生だけの試合で試合に出られて、優勝出来て最高の形でシーズンを終えることが出来ました。

 

そんな1年間を経て、同期だけのチームで過ごした2年生。ある程度部活にも慣れ始めた頃、私はある課題に直面します。それは、自信を持てていないということです。技術力不足もありましたが、それ以上にミスしてはいけないという弱気の姿勢がプレーにも現れていて、2年生の時に卒業する先輩方からもっと自信を持ってプレーしていいんだよという言葉を沢山頂きました。

 

そんな課題を持ったまま、3年生になりました。初めて先輩方と同じチームでプレーすることの出来たシーズンでした。先輩という明確な目標が出来、試合にも出られるようになって、後輩とも関わりが出来て部活へのモチベーションも高くもっと上を目指したいなと思っていました。多少悔しい思いを抱えながらも、自分を見てくれてアドバイスをくださる先輩方にも恵まれ、自信を持つという自分自身の課題も少しは改善出来て、成長を感じてシーズンを終えることが出来ました。

 

しかし、留学での休部を経て、4年のシーズン途中で戻ってきた私を待っていたのは厳しい現実でした。同期も後輩も周りはみんなレベルアップしていて、自分だけが取り残されていて、昨年出ていた試合にも出られない。3年生で改善されたはずの後ろ向きなプレーも知らず知らずのうちに増えていました。時期的に試合には出られないことを覚悟して休部したはずなのに、いざ現実に直面してみると思った以上にショックを受けていました。私は4年にもなって一体何をしているのだろう?この4年間に何か意味があったのだろうか?そして何よりこんなにも心が弱い自分に失望しました。

 

試合を応援しに行くのも辛くて行くか直前まで本当に迷うぐらい落ち込みました。それでも、ここで逃げたら負けだと思って応援に行くことを決めました。応援に行くと、試合に出ていた同期が、「来てくれて本当にありがとう。絶対次は一緒に試合出ようね。」と言ってくれました。自分以上にずっと努力してきた同期の前では絶対泣いてはいけないと思っていましたが、その時ばかりは涙を堪えることが出来ませんでした。

 

そして、この言葉のおかげで私はもう一度前を向いて頑張ることが出来ました。例え試合に出られなくても、声を出す、反省を積極的に出す。試合に出たら、強気なプレーをする。自分に出来ることを少しづつでもやる。

 

ある同期が、「自分はずっと同じポジションにいる。上にあがれない。」と私に話してくれたことがあります。でも、みんなが成長していく中で、同じポジションを保つことがいかに難しいことか、どれほどの努力の上に成り立っているか今の私には痛いほど分かります。そして、上に行くということはさらに大変なことだということも。引退まで残りわずかな時間しかありませんが、一歩ずつでも上を目指して頑張っていきたいと思います。

 

私のラクロス部人生の4年間は色々な人に支えられてきました。家族、先輩、後輩、コーチ、そして同期。同期は私がこの4年で手にしたものの中で一番大きなものです。ここまで自分が続けてこられたのは確実に同期のおかげです。優しく、そして時に厳しく接してくれて本当にありがとう。感謝してもしきれません。私はプレイヤーとして大成したとは言えないかもしれませんが、同期のみんなと一緒にプレーし、苦しいことや辛いことを乗り越え、共に過ごしてきたこの4年間は誇りに思います。一人一人に伝えたいことは沢山あるけど、ここでは書ききれないので直接言います笑

 

長くなってしまいましたが、ラクロス部での4年間で確実に人間として成長出来たと今なら自信を持って言えます。引退まで悔いが残らないよう、少しでもこの部活に何か恩返しが出来るよう最後の最後まで全力で駆け抜けていきたいです🔥

 

次はラクロス部の癒し系スタッフ#TRのまおこです。まおこはいつも優しくてとても頼れるトレーナーです!怪我をしている時、いつも大丈夫と声を掛けてくれて何度も救われました😊あと少しですがよろしくね!

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