5月19日 早慶戦

日吉陸上競技場を埋め尽くす沢山の歓声が雨雲をも押しのけ、快晴の下第27回早慶戦が行われた。六大学リーグ戦での惜敗を踏まえて成長した力を出しきり、宿敵早稲田に勝利を収めたい。

試合開始。最初のドローを#59日野が取り、幸先の良いスタートをきった。相手に打つ隙を与えず、セットATでのポゼッションを維持する。#20溝口の強い仕掛けで相手のファールを誘い、貰ったフリーシュートを冷静に決めきり1-0。先制点を挙げた。互いにシュートを打ち合うも相手のフリーシュートが決まり1-1と追いつかれ第1クオーター終了。

第2クオーター。相手のキーマンにボールが渡り、勢いを止める事が出来ずシュートを決められ1-2。相手に勝ち越し点を許す。攻撃する間も無く、薄い角度からシュートを押し込まれ、1-3と点差を広げられた。終了間際#58清水から #69水梨へのゴール前でのフィードパスが通るが点には繋がらず第2クオーター終了。

第3クオーター開始。何としてでも追い付きたい慶應、#59日野がゴールへの熱い気持ちを見せ、何枚ものDFを抜き去り執念のゴールを決め、2-3。その後、慶應を引き離したい相手の猛攻で幾度のピンチを迎えるも、#08青山が8回のシュートを全て止め、慶應のゴールを守り抜いた。

1点ビハインドで始まった第4クオーター。勝利に向けて食らい付く慶應、#26井上が先陣を切った。挑戦的なプレーが功を奏し、ゴーリーを惑わすシュートを決め3-3。若き血で埋まる応援席が選手の背中を押した。しかし相手も引き下がらない。立て続けに2点を奪われ、3-5。最後まで走り続ける選手達だったが終了のホイッスルが鳴った。

惜しくも連覇を逃してしまった早慶戦となったが、この悔しさを糧に今後の試合に繋げたい。

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