9月5日 サマーステージ決勝トーナメント

1戦目 vs 青山学院大学

湿度の高い天候の中行われたサマー決勝リーグ。目の前の試合を1年生らしい活気あるプレーで挑み、初めての新人戦を優勝で飾りたい所だ。

1試合目開始。ドローを相手の下に潜り込むグラボで#71平井が取りきると、そのまま#61大類と息の合った連携プレーでシュートを決めきり1-0。その後も相手にボールを渡すことなく、#22西股が強い1on1でフリーシュートを獲得し確実に決め2-0。相手にシュートを打たれるも慶應の守備陣が守りきり、さらに追加点を決め3-0で第1クオーター終了。
第2クオーター開始。3点差を付けられた青山学院大学が執念のシュートを打ち込み、3-1。それでも怯まない慶應。#33山本がドローブレイクで目にも止まらぬ速さでゴールネットを揺らし4-1。ゴール前でのグラボを処理しきれず失点してしまうが、4-2と勝利を収め試合終了。

大久保ヘッドコーチからのコメント

-新人戦とは-

準決勝と決勝を考えればもう少し勢いを付けて良かったと思うけれど、未経験組の選手たちもすごくボール持ちにおいて成長出来ていて、積極性が凄くあった。予選は少し遠慮がちだったけれど、今日はかなりボールに絡んでいた。その辺が良かった。準決勝と決勝で勝つ為には決める所できちんと決めなければならない。期待しています。

準決勝 vs 日本大学

2試合目開始。序盤から#61大類がゴール前での冷静なカットで2得点を上げ、2-0。勢いが止まらない慶應。ドローを取りきった#71平井の的確なフィードを #22西股がゴールに押し込み、3-0。更に#61大類が追加点を決め4-0。大学からラクロスを始めた慶應の若き真髄#0青木が華麗なジャンプシュートを決め5-0で第1クオーター終了。
第2クオーター開始。#0青木が更なる追加点を決め6-0と点差を広げる。その後しばらくターンオーバーが続く。日本大学のナイスクリアにより、均衡を破られ6-1と初めて慶應のゴールネットが揺れる。相手の勢いは止まらず、俊敏な1on1に慶應の守備陣は対応しきれない。追加点を許し、6-2で試合終了。19フレッシュマンは決勝戦への切符を手にした。

大久保ヘッドコーチからのコメント

-新人戦とは-

決勝に向けて勢い付いた試合になった。色々な選手が点を取れた上、次の試合に向けて良い形となった。やはり決勝はかなり相手のレベルが上がる為、一本のシュート一本のグラボ、そういった所が勝敗を分けるのではないでしょうか。だが、勝ち負けに捉われず思い切って試合をしてほしい。

決勝 vs 立教大学

試合開始。開始早々、立教のオフェンスが牙をむく。経験者が多く集う相手の勢いあるプレーに圧倒され、3連続得点を許し3-0。完全に流れを相手に握られ中々ポゼッション時間を得られない慶應。しかし、この苦しい状況の中#33山本がフリシューを獲得し、3-1と待望の今試合初得点をもぎ取る。このまま点差を縮めることが出来ず、3-1で第1クオーター終了。
何としても喰らい付きたい第2クオーター。相手は攻める手を緩めず、更に追加点を決め4-1。ここでまたしても慶應の危機を救ったのは#33山本。フリーシュートを冷静にゴールに押し込み4-2とする。一進一退の攻防が続き、8-3と得点は動くが点差は広がる。しかし、試合終了30秒前にも関わらず#61大類、#71平井が劇的なシュートを魅せる。慶應のベンチが歓喜に包まれるも、8-5で終了のホイッスルが鳴る。

大久保ヘッドコーチからのコメント

-新人戦とは-

前半相手にペースを握られて少し消極的になった感じはしたけれど、最後しつこく付いていって5点取れたのは良かった。やはり立教のほうが一つスキルが上だったのは間違いない為、勝てるか勝てないかで言えば勝つ確率が少ない試合だった。しかし、準優勝は新人にとって最高の結果である。負けたけれど、一番試合をして一番得るものが大きい結果。明日からまた練習しましょう。

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