9月29日 関東学生リーグ vs早稲田大学

日吉に秋雨が降りしきる中、関東学生リーグ早稲田大学戦が行われた。ブロック最終戦となるこの試合、必ず勝ってファイナル4へと歩を進めたい。

試合開始。開始1分、相手のファールにより#51石田がフリーシュートを得たものの惜しくもゴーリーセーブとなる。慶應の力強いライドが功を成し、ATリストレからボールを出さずにいたが、中々決めきることが出来ない。しかしここで#51石田がイエローカードを貰い3分間退場となる。必ず失点を防ぎたい所だが、相手のフリーシュートが決まり先制点を許す。この悔しさを晴らすべく#73伊藤、フリーシュートをしっかり決めきり1-1、振り出しへと戻す。慶應の鉄壁DFで相手を中に入れさせることなく、セットATへと持ち込む。相手に物怖じしない#33西村の1on1シュートが決まり2-1。その後#73伊藤がシュートを打つもののゴーリーセーブ、ターンオーバーがひたすら繰り返される苦しい時間が続く。#58清水からパスを受けた#33西村、速攻でフィードシュートを打つものの、惜しくもノーゴールと判定を受け、2-1で前半終了を迎える。

後半開始。相手のファールでボールを得た慶應は一気にセットATへと入る。タイミング良く中でパスを受けた#73伊藤が相手DFをかわし、ゴールネットを揺らし3-1へ。その後相手のパスミスによるボールダウンを奪った#73伊藤が無人のゴールへシュートを決め4-1。このまま点差を広げていきたいところで、相手に連続得点を許し、4-3と点差が縮まる。勢いを取り返したい慶應は、必死にボールを奪い、最後は#58清水がシュートを押し込み、得点は5-3となる。相手に絶対にボールを運ばせないと言わんばかりの執拗なライドでボールを追う。しかし、その後ターンオーバーが続く歯がゆい展開となり、徐々にボールを運ばれシュートを決められる。前半残り5分、#59日野が流れを変える華麗なサイドワインダーを決め、6-4。さらに#33西村が駄目押しのロングシュートを放ち7-4となる。慶應応援席が歓喜に沸く中、そのまま試合終了。

中々思うように進められなかったが、ファイナル4に向けて得る物が大きい試合となった。海外遠征を経て、更に成長した慶應ラクロスの力を1ヶ月後のファイナル4で魅せたい。

応援してくださった皆様に誠に感謝申し上げます。

有難う御座いました。

以下、大久保コーチによる総括

リーグ戦 vs早稲田

-次の舞台へ-

序盤から悪くはなかったけれど、大事な場面で点を取り損ねたり、ミスがあった。結局主導権を取りきず数字にならなくて、先制点を取られて、慶應がリードして、本当だったら3、4点点差をつけられる所を細かいミスのせいでリードを広げられなくて、ミスから失点して、これを50分間ひたすら繰り返していた。ぐっと相手を突き放すタイミングはあったのに放しきれなかった。その中でベンチメンバーをほぼ使いきれて、メンバー自身も厳しいタフな試合を経験出来たのは大きかった。準決勝、決勝を戦うにはまだ力が足りないから、残り3週間から1ヶ月でスピードアップして準備していかなければいけないと思う。

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