11月10日 関東学生リーグ決勝 vs青山学院大学

まだ暑さが残る中、関東学生リーグFINAL青山学院大学戦が行われた。関東二連覇のかかるこの試合、必ず勝って日本一に繋げたい。

試合開始。前半1分、#32友岡のナイスフィードから#51石田の勢いのあるシュートで1-0と先制点を決める。その後、お互いセットATに持ち込むものの固いDFに阻まれ膠着状況が続く。そのまま10分が経過するが、ゴール前で#32友岡からパスを受けた#58清水がボールをゴールに流し込み2-0に。更に差を広げていきたい所だが、相手のフェイントに一瞬の隙を突かれ得点を許し2-1。畳み掛ける様に相手が次々とシュートを放つが枠外、そして守護神#28大沢の活躍に救われる。流れを断ち切りたい慶應、クリアを前に運ぶがパスミスが続き相手にボールを渡してしまい、そのまま相手のショットが決まり2-2と同点に追いつかれてしまう。その後慶應のファールによりマンダウンに。相手に主導権を握られたかのように思われたがそこでホイッスルが鳴り前半終了、勝敗の行方は後半に託された。

同点で迎えた後半、先に1点を取ってリードしたい所だ。ドロー後のグラボを取り、慶應がセットATを繰り広げるがシュートまで持ち込めず、相手にブレイクを決められて2-3とリードされてしまう。青学の巧みなチェック技術によりダウンボールが多く、パスが繋がらずラインアウトが繰り返されるフィールド。スタンドの空気も緊張感を増す。そこで得点を決めたのが運動量の代名詞#73伊藤、相手のファールによるフリーシュートのチャンスを見事に逃すことなく決めきり、3-3と同点に追いつく。熱い慶應の応援席を更に盛り上げたのは今期得点を決めかねていた#72吉岡。#33西村からのフィードパスをゴール前で受け取ってゴールに押し込み4-3に逆転。しかしここで青学も黙ってはいない。雷雨で中断された試合の因縁を晴らすべくぎらぎらと燃えるその闘志を見せ、1on1を仕掛け4-4と再び同点に。会場の盛り上がりは最高潮に達する。残り時間で勝敗は着かず、サドンデスに突入。昨年の決勝戦を思わせるような状況だった。セットATを展開する慶應、右上#33西村から右下#72吉岡へのフィードパス。ゴール前へ入り込む吉岡、シュートを打つ。決まった。強運の持ち主慶應が勝利を収めた。

負けられない試合をまた一つ勝ち抜いた慶應。次週の名古屋での試合も落ち着いて勝利していきたい。

応援してくださった皆様に誠に感謝申し上げます。

有難う御座いました。

以下大久保コーチによる総括

FINALvs青山学院

-チーム力がついてきた証-

今日はやっぱりどうしても勝てる条件が多かったので、みんな油断しないようにという心構えでいたんだけど、油断している状態になってしまうのはしょうがない。なので、油断してて何か問題ありますか?と言えるような戦い方をしよう、と。もう油断前提。それでどれだけ強い戦い方ができるか。最初に2点入って気持ち的に楽になったところで隙が出て、クリアを何度も失敗して、段々みんながゾンビみたいな行動し始める。もう死んでるんじゃないかって状態でクリアし始めて、ちょっとみんなパニックになって、怖くなっちゃった。それがやっぱり後々尾を引いて、後半も建て直し効かず。ただやっぱりサドンデスになった後に、チーム力っていうのかな、ゴーリーのけいと、ドロワーのもんと、あみがこの試合は結構良かった。その辺が軸で粘れたのが最後のみなみのゴールに繋がったのかなと思うし、悪いなりに、その軸になる人たちが頑張ったかなという試合ですね。そういう意味ではチーム力がついてきた証拠だし、誰かが悪くても誰かが何とかする、そういう粘りが出来たゲームだったと思います。

 

 

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