早慶戦 6月20日@日吉陸上競技場

新型コロナウィルスの影響で2年振りの開催となった早慶戦。伝統あるこの試合で2年前の屈辱を晴らし、勝利を飾りたい。

試合開始。出だしのドローポゼッションは奪われるが、相手のシュートを#51藤田が止め、慶應の攻撃に繋げる。開始3分、#71平井がゴール裏からのまくりシュートで先制点を決め、1-0とする。その後も、慶應は前線からのライドや#51藤田の積極的なセーブでポゼッションを譲らない。#88川久保が積極的なライドで自ら奪ったボールをゴール前まで運び、ゴールネットを揺らし、2-0と点を重ねる。その後も、ゴール裏でボールを持った#98徳光が、ゴール前に鋭いフィードを出し、それを#78北村が確実に得点し、3-0とリードする。クオーター終了間際、フリーシュートのリバウンドに#88川久保が素早く反応して得点に繋げ、4-0と相手との差を広げる。4-0で第1クオーター終了。
第2クオーター開始。開始早々、第1クオーターでチームの中心として攻撃守備共にボールを回していた#33山本が足を痛め、チームがイレギュラーな状況になる。相手のポゼッション時間が増えるが、持ち前の攻撃的なゾーンDFでシュートを打たせない。数回打たれたフリーシュートも#51藤田が確実に止め、慶應のゴールを守る。クオーター終盤、慶應は攻撃を試みるが、#57矢代のシュートはゴールポストに阻まれる。得点出来ない中、DFが粘り強いプレーを見せ、無失点でハーフタイムを迎える。4-0のまま第2クオーター終了で試合を折り返す。
第3クオーター開始。相手のフリーシュートから慶應は遂に失点を許してしまい、4-1。勢いを取り戻すべく、#71平井や#88川久保を中心に攻撃を組み立てるが、早稲田のディフェンスに阻まれ、得点には繋がらない。その後も均衡状態が続いていたが、早稲田に追加点を決められてしまい4-2で第3クオーター終了。
第4クオーター開始。流れを引き寄せたい慶應は奪うディフェンスを体現し、強い仕掛けでゴールを狙う。#71平井が高い位置から鋭いシュートを決め、5-2。更に、#71平井が華麗なダッヂでディフェンスを躱し、本試合3得点目をあげ、6-2。その後も慶應は積極的な攻めの姿勢で早稲田に流れを渡さず試合終了。6-2での勝利となった。

粘り強い早稲田に対し、慶應らしい攻撃的なゲームメイクで勝利を飾った。来年も伝統ある早慶戦での2連勝に期待したい。

大久保ヘッドコーチからのコメント
早慶戦


早稲田戦はメンタル的にも厳しいゲームである中、第1クオーターで4点を決める事が出来て良かった。第2、第3クオーターでは、主要プレイヤーの怪我によるイレギュラーな状態が続いたが、その厳しい状況をDFが耐えてくれた。しかしそこから、最後に2点を取って勝ち、自信を付ける事が出来た。一方で、6点しか取れなかった事は大きな反省点である。きちんと点を取って勝てる様、今後練習していきたい。

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